真空管アンプキット製作記(6) ーナミダの火入れ-


いよいよ「火入れ」と「音出し」だ。

ずぶのシロウトとはいってもさすがにいきなり通電することはいたしません。というよりも、本音をいえば実は半分コワイのです。
ここでようやく、長年眠っていた古~いアナログ式テスターの出番だ。しかし、どこを当たればいいのやら皆目わからない。回路図が読めない哀しさです。
そこで、例によって大西アンプ工房さんに質問を。

長い眠りのあと、出番をむかえたアナログ・テスター

長い眠りのあと、出番をむかえたアナログ・テスター

 

Q: テスターを使った最低限必要なチェックを教えてください。

A: 何か異常を感じたら素早く電源SWをOFFする。まず、テスタの黒棒は・・・・、赤棒を・・・・に当て・・・・間の電圧をチェック。この時異常に高い電圧になったら、素早くパワーOFF。ここまでOKであれば、後は回路図に記入されている他の電圧を測定。

テスターで電圧チェック

テスターで電圧チェック

 

何回か深呼吸した後、「エ~イ、ままよ」とばかり電源を投入した。

オ~ッ。火は噴かない。

ヨカッタヨカッタと胸をなでおろす。
ここからは、教えられたとおりにおそるおそるアースと抵抗にテスター棒をあててみる。
すると、針は回路図にあるとおりの電圧値を指すではありませんか。ヤッター。

白状します。
テスターでのチェックはここまでで終わりにしました。けっこう力が入ったせいで少し疲れました。
それと、問題がまだ残っていたのです。それは、ブ~ンという結構なハム音。
初期状態だから、あたり前といえばあたり前のことなのだが、こんな解決方法すらわかっていない。
そこで、最後の最後の質問メールを。

Q: ハム音の消し方を教えてください。
A: ハムバランサーで調整します。まずSPを片側だけ接続。VRはMIN。SPに耳を近づけハム音が聞こえなくなる点に左右それぞれ調整。通常はほとんど聞こえなくなるレベルに低下するはず。

ここで、ようやくハムバランサーがあることに思いいたりました。
結果はいたって簡単。あれだけ大きかったハム音が一瞬で消えた。

ようやっと、ようやっとのことで300B真空管シングルパワーアンプ「HK-22」の完成だ。
手慣れた人ならものの二、三日で仕上げてしまうのでしょうが、キット到着からおよそ三週間、実質7日あまりをかけた成果です。

ヤッター

ヤッター

 

次回は最終回、「音、静寂へのいざない」です。


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主に50~80年代の海外ミステリーの紹介を兼ねて読後感を綴っています。本格、倒叙、ハード ボイルド、冒険、スパイ、安楽椅子、ユーモア系等ジャンルは問わず読み散らかしてきました。ときには散歩の道をそれて50~70年代のモダンジャズやスキー、バラ園芸にもふれています。HP「気象と気候値のページ」も運営していますので、興味のある方は一番上のタイトルの下にある<気象と気候値のページへ>をクリックして是非お立ち寄り下さい。
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