昇圧トランスを作る


インフルエンザ大流行のニュースは今のところ聞こえてこない。ノロウィルスも影をひそめているようだ。だが・・・・・。
どうもタチの悪いはやり病にかかってしまったようだ。

病気の正体は、電子工作症候群。

アナログプレーヤーのカートリッジを交換した経緯は前回に詳しい。そのとき、たしか『MCカートリッジには手を出さないことにしよう』と明言しました。ただし、『・・・・・当面は』となんとも歯切れの悪い逃げ口上をつけていたのは、やはり自信がなかったせいだ。
その理由は、50年以上もの長きにわたって現役を続けるDENONのDL-103というMCカートリッジの音を聴いてみたいという思いをどうしても断ち切れなかったからである。
MCカートリッジは、その微少な出力のゆえにヘッドアンプか昇圧トランスを必要とするが、ネットで調べると最低でも二万円くらいはするようだ。MM型に比べカートリッジ本体が高価なうえにアンプかトランスが必要とは、やはりそれだけの音質が期待できるということなのか。

このうえは、作るしかないでしょう。
というわけで、例によってぺるけ氏のサイト(情熱の真空管)をのぞくと、先人は偉大ナリ。数多くの試作例や実作例が紹介されていた。

かくして、ネットを通じて部品集めを始めました。とはいっても、ごらんのとおりきわめてシンプルな構成で、自作派ベテラン諸氏にとっては肩慣らし程度にすぎないもののようだ。

ヘッドトランスの主な部品(100KΩ抵抗が抜けている)  -キャラメルサイズのSANSUI ST-12トランスがなんともかわいいが、これで10倍の電圧増幅をやってのけるそうだ、mmV単位の話だが。-

ヘッドトランスの主な部品(100KΩ抵抗が抜けている)
 -キャラメルサイズのSANSUI ST-12トランスがなんともかわいいが、これで10倍の電圧増幅をやってのけるそうだ、mmV単位の話だが。-

 

調達した部品はこんなもの。

トランス: SANSUI(ST-12) 2個
RCAジャック: 赤白2ペア
アース端子: 1個
金属皮膜抵抗: 100KΩ2個
平ラグ(5P)
筐体(アルミ)

工作はなんともたのしい

何にも換えがたい愉しい時間。

 

正直、アースに関しての理解が心もとないために、アースはやりすぎかもしれない。小さな筐体を使ったためにハンダづけに少し苦労したが、完成。だが、肝心のDL-103はまだ手元にない。
半世紀以上もロングセラーを続けている製品だから、この際敬意を表して新品にしようか。それともオークションで状態が良さそうな品を入手しようか、長いスパンでゆっくり考えることに。

それにしても、電子工作症候群の熱を少しさまさねば・・・・・。

 

DENON MC型カートリッジ DL-103

DENON MC型カートリッジ DL-103

定価:¥ 37,800

Amazon価格:¥ 27,350

カテゴリ:エレクトロニクス


 


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atmos-nwp の紹介

主に50~80年代の海外ミステリーの紹介を兼ねて読後感を綴っています。本格、倒叙、ハード ボイルド、冒険、スパイ、安楽椅子、ユーモア系等ジャンルは問わず読み散らかしてきました。ときには散歩の道をそれて50~70年代のモダンジャズやスキー、バラ園芸にもふれています。HP「気象と気候値のページ」も運営していますので、興味のある方は一番上のタイトルの下にある<気象と気候値のページへ>をクリックして是非お立ち寄り下さい。
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