昨年末、ブログと並列に運営しているWEB「雲の切れ間から」のデータ処理をやっているPCのLinux環境に変調をきたしてしまった。よる年波のせいか直ちに復旧しようという気力がわかず、加えて年末年始ということもあってそのままほったらかしにしてしまっていた。
無為のまま日を過ごしてしまったある日のこと、ふとサイトを見てみるとアクセスできなくなっているではありませんか。アリャー、レンタルサーバ契約が更新切れになってしまったか、とあわてて調べると契約は自動延長されているので問題はない。一体原因は?と調べてもナカナカ解決しないため、サーバ管理者に問い合わせた結果、理由は「不正アクセスによる被害防止のための緊急的なサーバ管理運営者によるアクセス制限の実施」というものでした。要は、何者かによる不正侵入の形跡がみられたため外部アクセスをシャットアウトしたということで、その旨の緊急通知メールが届いていたにもかかわらず適当にうっちゃっていたというのがオチでした。
つまるところ、ここへきて漫然と広がってきた無気力さが招いた結果で、当然といえば当然のことだった。
これではイカン。無気力は老化のはじまりっていうじゃないか。
と猛省し、このたび重い腰をあげてサイトの再構築に取り組みました。
まずは、サーバ運営管理者の指示にしたがってサイトの初期化と再インストールにとりかかりますが、賽の河原の石を積むのに似てこれが結構大変な作業デス。しかし、それもこれもセキュリティ意識の低さに端を発したツケがまわってきたのだから、甘んじて受け入れるしかありません。
次は、そもそものケチのつき始めとなった自端末の仮想マシン環境とLinux環境の再構築です。
これまで仮想マシンソフトは馬鹿のひとつ覚えのようにVMWareを使ってきたが、せっかくの機会だからこの際OracleのVirtialBoxに変えてみよう。
Linux環境もお世話になったCentOSからUbuntuにしてみようか。青を基調にしたクールでビジネスライクなCentOSのイメージとは対照的に、落ち着いた赤を基調とした渋みのあるUbuntuデスクトップ画面もなかなかいい。
「締切のある仕事じゃないんだから」を言い訳に、あれやこれや興味のわくまま好き勝手に突っ走ってみました。
天気が気になる大型連休を前にして、粗々ながらようやく再構築したWEB画面の一例です。
まだ細かいチューニングは残っているが、とりあえず一息入れるとしましょうか。フゥ~~・・・・・。
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