『レアンダの英雄』 アンドリュウ・ガーヴ


1950年代における英国サスペンス・スリラー作家として高い評価を受けたアンドリュウ・ガーヴの作品。

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ヨットを唯一の棲家として大洋を気ままに航海する英国人ヨットマン、マイク・コンウェイはアフリカの港で大切なヨットを難破させてしまった。だが、運は全財産を失った彼を見放さなかった。二万ドルと新造のヨット一艘を報酬に、インド洋の孤島に幽閉されたイギリス植民地スパイロス島の独立運動の指導者カステラを助け出すという願ってもない仕事が待っていたのだった。かくして彼は、カステラを崇拝する美しい女性レアンダとともに、水を得た魚のごとくヨットを駆って南海の孤島に向かうのだった。

ガーヴの作品はワンパターンの月並みな展開ながら読後の後味のよさが売り物だが、1959年に発表された海洋冒険小説風のこの作品もスケール感が加わって読み心地のいい作品に仕上がっている。
ガーヴの作品はわが国でも「遠い砂」などいくつかの作品がテレビドラマ化されている。そこで、この作品を映像化するとしたら誰をキャスティングしたらいいだろうか、と勝手な妄想を膨らませてみた。古い話になるがマイク・コンウェイは文句なしに加山雄三だろう。レアンダ役は星ゆり子あたりだろうか。そして、カステラには三国連太郎や山崎努ら、個性的で存在感のある役者が浮かびあがる。

 


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